【理科大 長万部キャンパス】今日、退寮しました。

 2025年1月29日。我々、IDM4期生は北海道長万部キャンパスを退寮し、一年間の長万部での生活を終えた。在寮期間247日。

 29日に近づくにつれ、友が続々と長万部をあとにし、笑い声や話し声で溢れていたキャンパスや寮も静かになっていった。

 退寮日当日、上の階に行くと、多少荷物が残っているものの、誰もいない綺麗になった部屋。下のロビーに行くと、積み重なった大量の段ボールとスーツケース。なんか再び、皆が寮に戻ってくるのではないかという夏休みや冬休み前のような感覚になるも、もう帰ってこないという事実を痛感し、寂しさを感じる。また、自分がもう長万部で寮生活をすることが無いということも未だに信じられていない。

 我々の長万部キャンパスでの一年間は、文字や言葉では表せないほど、濃密で、複雑で、幸せで、美しいものだった。4月、親元を離れ、不安と期待の気持ちで降り立った長万部駅。寮に着いてすぐ話しかけてくれた友達。少し長かった入学式。ユニットの仲間と旅行したゴールデンウィーク。予想よりきつかった山登り。町と理科大生皆で作り上げた毛ガニ祭り。声が枯れるほど盛り上がった学寮祭。チームで一致団結した体育祭。笑って泣いて、別れを惜しんだ退寮祭。一つ一つのイベントに忘れられない感動と思い出が詰まっている。

 しかし、思い出に残っているのはイベントだけではない。寮での日々も毎日が修学旅行のような、ワクワクと楽しさで溢れかえっていた。「ご飯行こう」とお互いに言い合い、本当にしょうもない話に笑いあった食事の時間。得意な友達に助けを求めた課題。夜遅くまで問題を解き続けたテスト期間。朝から2km走り、ボールが見えなくなるまで練習したサッカー部での日々。スピーカーで曲を流し、思う存分熱唱した風呂。門限を過ぎてから、管理人にバレないように行った深夜コンビニ。心霊スポットに行ったり、皆で集まって恋バナや作戦を立てたり、オールして失恋した奴を慰めあったり。

 何気ない日常が楽しくて、でも、時には辛くて。とにかく1日1日本当に濃かった。明日からこの当たり前だった日常が無くなってしまうことがまだ信じられく、寂しい気持ちで一杯だ。正直、日本一大学生活を楽しんだと言える自信がある。2号棟の皆、本当にありがとう!

 さあ、物語は第2章東京編。この一年間過ごしてきた寮はもうないけど、長万部で運命的に出会った一生の友とはあと3年、大学生活を共にできる。あの長万部の時のような笑顔あふれる日常をチーム長万部で作り上げていきたい。

 これ以上書くと、また泣いてしまうので(今日だけでもう3回泣いた)ここまでとしよう。長万部キャンパスの情報について、もう少し書きたい内容があるので、新入生や受験生に向けて発信していきたいと思う。

 最後に、この一年間沢山の方にお世話になりました。本当にありがとうございました。そして、最高に幸せな一年間を与えてくれた長万部ありがとう。この1週間くらいで寂しさを捨てて、また元気に2か月後会いましょう!

では、また今度!

 


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